それにしても、PC教育は

それなりに学校に入り込んでいるんですよね。
ネット教育はまだまだのようですが。
なぜそれが携帯につながらないのか? というのは、結構疑問です。
もちろんそれは、機材が揃わないとか、また今彼らが持っているものを使わせると統一が取れないからという現実的な問題はありますが、それでもPC教育はすんなりと導入されて、携帯電話教育は協議すら見えてこない現状はどうも何かが違うのかな、と思ってしまいます。
そこで考えると、実のところ携帯電話、というのが問題なのかなあと思えるのです。
携帯「電話」ではなく、「携帯」電話であるということが。
電話も昔からありました。ネットだって、PCだって、そんな昔の話じゃないけど、それでもありました。
けれども、保護者だけではなく、大人がもっとも子どもたちに対して警戒心を抱くのは「携帯」電話だから、というのが大きいのではないかと思うのです。
子どもの部屋というのも昔は抵抗があったようですし、子どもの部屋に鍵を付けるというのも、また同じように、いや今でもあるでしょう。
つまり、子どもが自分で所有するものというのは、それがなんであれ、大人が関われるような形でないと、警戒心を抱かせるのではないかなぁと。
もっとも、それも当然でして、子どもが悪いことをするのは、まあ大体はそういう場だったり道具だったりしますものね。
それに、いじめだったり、酷い事件が起きたり、と、携帯電話に警戒心を抱くのは当然でしょう。私だってもっています。
だから、今のような反応になるのは当たり前だと思えもするのです。
でもねえ。
それじゃダメなんだよなぁ、というふうにも思うのです。
恐らくほとんどの大人は分かってはいるけど、対処の仕方が分からない、というのが本当のところなんでしょうけどねぇ。
さてさて……。